(外務省HP – 地域別インデックスより)
1.はじめに
インドにて意匠権の権利保護を行う際に役立つ情報を、以下に掲載しております。
本ページが、お客様が海外で知財保護を行う上での一助となれば幸いです。ぜひお役立て下さい。
※<インド意匠出願の平均的な審査期間> ※2018年4月時点
6~9ヶ月
- ご相談・ご質問事項について
本記事に関してご質問事項等がございましたら、TELもしくはEメール(法務部宛)、またはHP上のお問い合わせフォームからご相談を受け付けております。是非お気軽にお問い合わせ下さい。
2.インドにおける意匠制度の概要
(1)制度・登録要件・存続期間等
特有の制度 | 登録要件 | 実体審査 | 新規性の判断基準 | 存続期間 |
・部分意匠(△) ・動的意匠 ・組物意匠 |
新規性 創作容易性 |
あり *アクセプタンス制度あり |
内外国公知 内外国刊行物公知 |
出願日から10年 *1回だけ5年の延長が可能 |
*部分意匠制度は、法上、規定されていないものの、実務上、実線・破線で記載することは認められている。
*アクセプタンス制度とは、出願日から6ヶ月以内に意匠出願を登録可能な状況にしなければ、当該出願を放棄したものとみなす制度をいう。
(2)手続の流れ
(3)条約への加入
主な条約への加盟状況は以下の通り
パリ条約 | WTO協定 | ハーグ協定 | ロカルノ協定 |
加盟 | 加盟 | 未加盟 | 加盟 ※但し、正式発表は2019/9/7 |